日野自動車は今年4月から9月までの決算で最終的な損益が2195億円の赤字になったと発表しました。

 日野自動車によりますと、北米向けのエンジンの認証不正問題に関する現時点でのアメリカ当局との和解に伴う費用やカナダでの訴訟の和解金を見積もり、特別損失として2300億円を計上したためだということです。

 なお、今後の当局との交渉などの結果、追加の損失を計上する可能性があるとしています。

 これに伴い、来年3月までの通期の最終的な損益も2200億円の赤字となる見通しです。

 一方、本業のもうけを示す営業利益については円安などもあって240億円と去年の同じ期に比べて3倍以上、増加し、通期の見通しも当初の見込みから100億円上方修正し、300億円としました。

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