中国電力は、島根原発2号機の再稼働に向けて、原子炉に核燃料を入れる作業を28日午後から始めたと発表しました。
中国電力は28日、島根原発2号機の再稼働に必要な安全対策工事が全て完了したことを受けて、午後1時から原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」作業を始めたと明らかにしました。
2012年から運転を停止している島根原発2号機で、燃料の装てん作業が行われるのは2010年以来14年ぶりです。
「燃料装荷」は、燃料プールから原子炉の圧力容器の中に核燃料の集合体を入れる作業で、あわせて560体の燃料が装てんされることになっています。
作業は約1週間かけて行われ、完了後は検査や試験を経て、12月上旬に原子炉を起動する予定です。
中国電力は、「再稼働に向けた一つ一つの準備を着実に進めてまいります」とコメントしています。

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