第48回沖縄の産業まつり(主催・同実行委員会)が25日から3日間、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開かれる。「これイイね! 笑顔はじける 県産品」をテーマに、約420の企業・団体などが出展。県産品の展示即売や最新技術を紹介し、沖縄の産業の可能性をアピールする。

 県健康産業協議会(羽地朝昭会長)は県産の優れた健康食品を認証する「ウェルネス・オキナワ・ジャパン」認証制度で、ミキボウルby olu(恩納村)の「琉球式発酵スイーツ ミキボウル」=写真=とフルーツマルシェ(今帰仁村)の「沖縄産ピンクグアバ純スムージー」を新たに認証した。認証は計27商品となり、沖縄の産業まつりに出展される。

 ミキボウルは石垣島産の米を発酵させた「ミキ」に、アセロラのピューレやマンゴー、パイナップルなどのフルーツを乗せた冷たいスイーツ。130グラム入りで680円(税抜き)。アセロラのビタミンCを豊富に含む。ミキボウルby oluを運営する小松英司氏は「認証を機に、発酵食品のミキ自体を知ってほしい」と話した。

 ピンクグアバ純スムージーは県産グアバを100%使用し、ピューレ状に加工した。加熱処理後もビタミンCを豊富に含むのが特徴。100グラム入り600円(税抜き)。フルーツマルシェの山下美奈子代表は「ジュース用のグアバはほとんどが外国産だが、苗を配り、生産農家を増やしていきたい」とした。(政経部・大川藍)

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