東京証券取引所に上場を果たした東京メトロの山村社長が会見し、上場のメリットについて様々な企業と連携できると説明しました。

 上場初日の東京メトロの株価は1739円と売り出し価格の1200円を500円以上、上回りました。

東京メトロ 山村明義社長
「今すでに始まりつつありますが、様々なパートナー企業さんから声が掛かるようになってきまして、色んな連携が始まるということがあると思いますので」

 山村社長は早くも上場による効果が出始めていると話しました。

 ただ、今回の上場は国や東京都が計画していた有楽町線と南北線の延伸計画をメトロ側が引き受けることとセットで決定した経緯があります。

 このため延伸事業が続く限りは国と東京都の影響は残るとみられていて、さらなる株の売却については両者の協議を注視していくとしています。

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