もうすぐハロウィーンです。その新たな聖地として今、東京・お台場に若者らが集結していました。
■渋谷区・新宿区はハロウィーン「来ないで」
ひと足先にハロウィーンパーティー この記事の写真この週末、お台場の一角に集まっていたのは、さまざまな仮装に身を包んだ人たちです。
ひと足先に、ハロウィーンのパーティーが行われていました。しかし、ハロウィーンといえば…。
自治体からは「来ないで」 渋谷区 長谷部健区長（去年9月）「ハロウィーン期間に渋谷駅周辺に来ないでほしい」 新宿区 吉住健一区長（先月10日）
「ハロウィーンにあたって、わざわざ新宿に来なくても結構です」
自治体からは「来ないで」という声が相次いでいます。
そんななか、多くの若者たちが騒ぎ回り、いつものハロウィーンさながらの風景です。どういうことでしょうか？
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■「迷惑かけずに騒げます」安心・安全を担保■「迷惑かけずに騒げます」安心・安全を担保
「イマーシブ・フォート東京」 イマーシブ・フォート東京柚木隆太CMO
「東京でハロウィーンを楽しめる場所がない状態になっている。ここに来れば発散して楽しめる。そういった新たな聖地を目指していきたい」
ここは、3月にお台場にオープンしたばかりの「イマーシブ・フォート東京」です。ハロウィーンの新たな聖地になることに、名乗りを上げました。
仮装して歩き回るにはピッタリおよそ3万平方メートルの施設の中には、西洋風の街並みが再現されていて、仮装して歩き回るにはピッタリの空間です。
「はしゃいだり絶叫しても誰にも迷惑にならない」 柚木CMO「ハロウィーンの本質的な価値は、1年に1回ぐらい日常を忘れて、発散して楽しむことが人生に欠かせない人は多くいる。（ここなら）はしゃいだり絶叫しても、誰にも迷惑にならない」 更衣室も用意
来た人が気軽に仮装を楽しめるように、更衣室も用意しているということです。
定期的にライブイベントを実施中央の広場では、定期的にライブイベントを実施。“完全没入”のイマーシブ・フォートらしく、街中にゾンビが大量発生してしまうなど、とにかく来た人たちが騒げる環境を用意しています。
根底にあるのは、「危険だから騒ぐな」ではなく「どうすれば騒ぐことができるか」という考え方です。
20代「街中で迷惑をかけずに、楽しめる場があるのは良い」 40代
「雰囲気もあるのですごく助かる。楽しいです」 ハロウィーン当日は夜の営業時間を延長
ハロウィーン当日は、夜の営業時間を大幅に延長するほか、仕事や学校帰りにも行けるように、午後6時以降は通常の半額以下で入れるパスも用意しています。
渋谷や新宿と違って入場料は必要ですが、だからこそ安全なハロウィーンが実現できるといいます。
「ハロウィーンの新しい楽しみ方を」 柚木CMO「（自治体では）安心・安全の対策費用が確保できない問題も発生している。（ここは）入場料をいただく代わりに安心・安全をしっかり担保する。ハロウィーンの新しい楽しみ方を広げるきっかけになれれば」
（「グッド！モーニング」2024年10月22日放送分より）
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