生命保険最大手の日本生命は来年4月に入社する新卒社員の初任給を3万円5000円引き上げる方向で調整しています。
日本生命が初任給を引き上げれば2年連続で、今年4月に入社した社員より3万円5000円高い27万6000円となります。
2023年4月と比べると初任給は6万5000円上昇していて、人材獲得の競争が激しくなるなか、優秀な人材を確保する狙いがあります。
また、現在は総合職、エリア総合職、エリア業務職の3つに分かれている内勤職員を新設する「総合基幹職」に統合する方針です。
本人の意欲や能力に応じて積極的に登用することで、多様なキャリアの選択肢を設定する狙いがあります。
また、社員の転勤を支援するため、距離に応じて最大50万円の一時金を支給する方針です。
いずれも労働組合との協議を経て正式に決まる見通しです。
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