買収騒動で揺れる中、セブン-イレブンが地域の食材を使ったフェアで、コンビニ事業の強化を狙います。
セブン-イレブン・ジャパンが15日から開始する「全国一斉地域フェア」では、全国11のエリアで地元の食材を使った商品を地域の工場で製造して販売します。
これまでのフェアは県ごとで実施していましたが、今回、全国規模で同時に行うことで地元食材をより多くの地域で消費する「地産多消」を目指します。
セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 鷲野博昭 統括マネージャー:
エリアを広げることによって、多くの方々にそういう商品の原材料をアピールできますし、生産者の方々のアピールもできますし、それが商品を通じてセブンイレブンのブランドになっていけばいい。
カナダのコンビニ大手から買収提案を受けている、親会社のセブン&アイ・ホールディングスは、コンビニ事業に注力することを明らかにしていて、フェアの開催で来店客数の増加につなげたい考えです。
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