賃上げへの実感について企業にアンケートを行ったところ、57%余りが物価の上昇に「見合っていない」と回答しました。

 日本生産性本部が経営者や管理職らを対象に行った調査で、「賃上げへの実感が物価上昇と見合っているか」との質問に対し、「見合っていない」と答えた割合は57.1%に上りました。

 役職別でみると、経営層で39.6%だった一方、管理職と非管理職では、それぞれ60.4%と65.6%で、役職が下がるほど「見合っていない」と答える割合は高くなりました。

 持続的な賃上げ実現のために重要なことについては「コスト上昇分の価格転嫁」と答えた割合が最も高い結果となりました。

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