今が旬のイセエビ。近年まれにみる豊漁で千葉の町が沸いています。お造りにおすしも。究極のイセエビ定食が登場です。

■イセエビを堪能「究極の定食」とは

 なかなかお目にかかれない高級食材が「定食」に。

 殻ごとからっと揚げたてんぷらに、イセエビの出汁がしみる味噌汁に、ぷりっぷりの肉厚なお刺し身も。特別な日の「イセエビ欲」を満たす究極の定食がありました。

東京から来た人
「今月、私の誕生日なのでプレゼントとしてイセエビをご馳走になりに来ました」
「いけすに入ったイセエビを見て、食べるのが夢だったらしく、去年初めて来ました」
「千葉にイセエビというのは全然知らなくて、遠い所まで行かないと食べれないと思ってた。夢的な感覚でいた。千葉で食べれるよって聞いて、ちょっと現実味があるかな」

 店はイセエビの漁獲高が全国トップの千葉県にあります。

割烹 かねなか 中村一俊店主
「イセエビがお手軽に食べられるので、今一番いい時期」

■千葉で豊漁 恩恵は全国に波及!

 千葉のイセエビは、なぜ今が食べ時なのでしょうか。

中村一俊店主
「8月2日の解禁日に、過去例がないぐらい一日に4トンの水揚げがあり、自分も10年以上、漁港に入札に行っているけど、4トンというのは初めて見た。過去最高。8月から10月がイセエビの一番取れる時期。値段もお手頃になるので一番食べごろ」
 
 イセエビ尽くしのお店は都内にもありました。

 シンプルに鉄板で焼き上げて、一尾まるごとぜいたくなローストに。素材そのままの味わいが楽しい一品です。

 イセエビの出汁をたっぷりしみ込ませて、装いもゴージャスなリゾットに。肉厚な身とともに、うまみに溺れるお料理です。

 店では、全国5カ所からイセエビを仕入れています。

眞か SHINKA 織田裕嗣さん
「黒潮の大蛇行により、イセエビの生息地が年々変化しつつあると聞いている。イセエビをいっぱい食べられるところが売り。たくさんイセエビを楽しんでほしい」

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