日本銀行は3カ月に一度取りまとめる地域経済報告＝さくらレポートで、北陸と東海の2地域の景気判断を引き上げました。
10月のさくらレポートでは、全国9つの地域の景気の総括判断を「一部に弱めの動きも見られるが、すべての地域で景気は『緩やかに回復』『持ち直し』『緩やかに持ち直し』としている」としました。
地域別では7地域で前回7月から据え置いたなか、北陸は前回の「回復に向けた動きがみられている」から「緩やかに回復しつつある」に引き上げました。
豪雨が被災地に甚大な被害を及ぼしているため「注視していく必要がある」としたものの、復興需要によって公共投資や設備投資が増えているとしています。
東海は企業の景況感が改善しているなどとして、「一部に弱めの動きがみられるものの緩やかに回復」から「緩やかに回復」に引き上げました。
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