静岡市で10月4日から青葉シンボルロードの一部区間を歩行者天国にする実証実験が始まりました。人中心の空間を創ることで、人が集い活気あふれる街を目指します。

村田彬 記者:
こちらの道路は普段は車の往来があるんですが、地面には人工芝のマットが敷かれていて、歩行者専用を示す標識が置かれています

4日から始まったのは青葉シンボルロードの一部区間を歩行者天国として開放する実証実験です。

名付けて「アオバリビング」。

静岡市の中心市街地に”人”中心の空間を創り出すことで、より多くの人が集う街を目指します。

規制は青葉シンボルロードのうち300mの区間で行われ、葵スクエアの区間は終日通行止めに、その他の区間は午前11時から午後6時まで通行止めとします。

実証実験ではベンチやイスなどの休憩スペースも設置。

期間中はキッチンカーも出店します。

女性:
にぎやかになって良いなと思います

男性:
結構歩くことが多いので休憩スペースがあればいいな

キッチンカー 店主:
これからここも繁栄してくるのではないかな。静岡市がやっていることなので応援していきたい

背景にあるのは中心市街地のまちづくりの停滞があります。

周辺は空き店舗が増え歩行者の通行量は減少傾向に。

にぎわいのある街とは言い難い状況です。

静岡市都市計画課・乘松琢也 企画係長:
我々行政としても貴重な青葉シンボルロードにもっと人が来てほしいと思っていますし行政だけではなくて沿線の店舗であったり周辺の商店街とうまく連携をしてこの地域をもっと魅力的なものにしていきたいと思っています

市は周辺の道路への影響や人の動きの変化などについても検証し新たな街づくりを進めたいとしています。

実証実験は10月4日から14日まで行われます。

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