昨年度の県産農産物の輸出量が過去最高となったことがわかった。中でもコメの輸出が大幅に増え、アジア向けのほか北米向けも増えている。

これは3日の県議会で県が明らかにした。

(県農林水産部・星里香子部長)
「県産農産物の輸出量については、コメの輸出が増加したことから2474トンとなった。県産農産物の輸出額を推計したところ11億4800万円となり、輸出量・輸出額とも過去最高を更新した」

昨年度の県産農産物の輸出量は2474トンで、前の年度から30%増えた。また輸出額は11億4800万円で、いずれも統計を取り始めて以来の最高を更新した。

このうち輸出量が最も多いのはコメで、2001トン。前の年度から46%増加した。
コメの輸出先は香港・中国・シンガポールなどアジアが全体の7割近くを占める一方、カナダやアメリカなどの北米向けも増えているという。

県産農産物ではコメ以外にも、リンゴやモモ・メロンといった果物類や牛肉が海外に輸出されている。

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