各企業で1日、来年の春入社する学生の内定式が行われ、ANAはコロナ禍の前と同じ水準の約680人が参加しました。

 ANAの内定式には来年春に入社予定の総合職、客室乗務員、自社養成パイロットなど合わせて676人が出席しました。

 コロナ禍は航空需要の低迷から採用活動を中止せざるを得ませんでしたが、今年は応募者の数が去年より2割以上増加し、内定者数もコロナ前の水準に戻りました。

 一方で、パイロットは高齢化が課題となっていて、今の現役が大量に定年を迎える2030年ごろにパイロットが不足することが懸念されています。

パイロット内定者
「安全や快適をどんどん追求し続けてどんなに年次を重ねたとしても、より良いフライトを求め続ける、そんなパイロットになりたいと思っています」

 ANAは採用人数を増やし、若いパイロットの育成に積極的に取り組みたいとしています。

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