兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線脱線事故から、25日で19年となります。事故現場では24日夜、ろうそくの灯りとともに祈りが捧げられます。

脱線事故の追悼施設「祈りの杜(いのりのもり)」では、約750本のろうそくを、事故の日付と「わすれない」の文字にかたちづくるなど準備が行われました。

2005年4月25日、この場所でJRの快速電車が脱線し、乗客106人と運転士が死亡、562人が重軽傷を負いました。

事故で義理の弟を亡くした上田誠さんは、高齢化に伴い参加する遺族が減っていると話します。

【義弟を亡くした上田誠さん】「事故を忘れたらあかんし、風化させてたらあかんし、ここでこういうことがあったということを伝えていくことは、残された者が元気なうちはしっかりやっていかなあかんと思っています」

事故現場では24日夜、ろうそくの灯りとともに追悼の祈りが捧げられます。

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