先週、一部区間で運転を見合わせた山陽新幹線。原因は保守作業の際の人為的ミスでした。

 山陽新幹線では9月23日、広島駅-小倉駅(福岡県)で、始発から昼前にかけて運転を見合わせ、約7万1800人に影響が出ました。

 JR西日本は原因について、22日深夜から23日にかけて保守用車による架線の張り替え作業を行っていましたが、山口県の厚狭駅-新下関駅のトンネル内で作業員が金具の取り付け作業を誤ったと発表しました。そのため保守作業は時間を延長し、終了が午前6時半ごろになったということです。また、その後、保守用車の回送に時間がかかったことについても非常停止ボタンを誤って押していたことによりブレーキが緩まず回送できなかったことが原因だったと発表しました。

 JR西日本はいずれも人為的ミスだとして再発防止に努めるとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。