中国地方の百貨店とスーパーの販売額の合計が今年7月、前の年の同じ時期を3か月ぶりに下回りました。梅雨や猛暑で外出機会が減ったことなどが原因とみられています。

中国経済産業局によりますと今年7月、中国地方における百貨店とスーパーの合計販売額はおよそ867億円で、去年の同じ時期より2.4%減少し3か月ぶりの前年割れとなりました。

百貨店ではおよそ174億円で、去年から11.3ポイント下がり11か月連続で前年を下回りました。
またスーパーはおよそ693億円で25か月連続のプラスとなりましたが、増加率は0.2%に留まっています。

物価上昇による買い控えや、梅雨や猛暑といった天候を理由に客の外出機会が減ったことが原因とみられています。

中国経済産業局は個人消費の傾向について「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」と判断しています。

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