大手機械メーカーのIHIは、子会社が船舶用のエンジンなどの出荷時にデータを不適切に改ざんしていたと発表した。
IHIの子会社のIHI原動機は、船舶用のエンジンなどを出荷する際に顧客に提出する「燃料消費率」について、実際の試運転で測定されたものとは異なる数値を記録していたという。
2003年以降で出荷した船舶用と陸上用のエンジン約5500台のうち、4000台余りでデータをよく見せるなどの改ざんが行われていたとしている。
IHIは、「コンプライアンス意識の欠如や職場風土の問題などが存在すると考えている」とコメントしている。
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