「カレーは辛い」という概念が変わるかもしれません。
気になる発表をしたのは「カレー店」ではなく、意外にも「牛丼チェーン」です。

ゼンショーグローバルファストホールディングス 営業企画部・寺田健吾部長：
牛丼のすき家という認識は結構持たれてると思うが、カレーもすき家と想起していただけるような商品にしたい。

すき家は、牛丼と並ぶ主力商品だというカレーを甘めにリニューアルすると発表。
その狙いはターゲット層の拡大です。

これまでも、小学生未満を対象に甘口のお子様カレーを提供していましたが、小学生や辛いものが苦手な大人の層を取り込めていなかったといいます。

常連客達は、このリニューアルをどう受け止めているのでしょうか？

常連客（60代）：
（すき家のカレーは）シャバシャバしてて、口の中でポッと辛くなる。

常連客（20代）：
（今までのは）辛いの苦手な人からしたらちょっと辛いのかな。

従来のカレーに比べて色合いは優しく感じられ、試食した記者によると「辛さは全くなく、かなり甘みをダイレクトに感じられる」といいます。

一方で、辛いルーを食べたい人には特製辛口ソースが用意されていて、1つの商品で味変ができるということです。

街の人に話を聞くと、「私もあんまり、辛口苦手なので、甘口だったら食べに行きたいなと思います。今は子どもの舌の味で、どこにしようかって決まりますね（30代女性）」「辛さを自分で調節できるようになればすごくいいな（30代女性）」という声も聞かれました。

新しいカレーは10月1日の午前9時から味わえます。

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