再造林の推進とカーボンニュートラルの実現を目指して、都城市の霧島酒造がJークレジットの活用について、都城森林組合などと連携協定を結びました。

協定書を交わしたのは、霧島酒造と都城森林組合、農林中央金庫の三社です。J−クレジットは温室効果ガスの削減を目指して国が認証しているもので、森林のCO2吸収量をクレジットとして取り引きすることができます。
霧島酒造は都城森林組合が発行するクレジットを今後15年間購入し、2030年度までに自社のCO2排出量実質ゼロを目指します。これに対し、都城森林組合は、クレジットの売却で得た収益で再造林を進めます。

(霧島酒造・江夏順行社長)
「霧島酒造の本格焼酎は、地域の自然の恵みを結集して作られる農産加工品であります。J−クレジット制度を活用して、森林資源の保全に取り組んでまいります」

霧島酒造によりますと、再造林活動によるJ−クレジットの活用は県内の民間企業では初めてだということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。