白石町で収穫された今年初出荷の「夢しずく」の検査が行われました。連日猛暑が続いていましたが、品質は良く、20日の検査ではすべて「1等級」と判定されました。
【鈴木悠斗】
「今年初めて出荷される白石町の夢しずくをこちらの器に移し1粒1粒人の目で確認をするということです。」
白石町では約780人の農家が、約517ヘクタールで夢しずくを栽培しています。
20日は白石中央カントリーで今週収穫が始まったばかりの夢しずく54トンを今年はじめて検査しました。
検査は、JAさがの検査員2人が袋から取り出した玄米を皿に移し粒の大きさや水分量、未熟粒と呼ばれる成熟していないコメが混ざっていないかなどを確認します。
今年は県内でも猛暑が続いていましたが、品質の良い米ができたということで、すべて「1等級」と判定されました。
JAさがによりますと全国的に米の品薄感が取りざたされていますが県内に供給するコメは、十分に確保されているということです。
【JAさが白石地区営農経済センター 担当者】
「猛暑の中品質も心配されましたけど検査では一等になっております。十分な出来だと思ってます。米不足の報道もあっております『夢しずく』食べたことない県外のお客さんにも食べていただきたいなと思っています。」
収穫は来週まで続く予定で、収穫量は2050トンを見込んでいます。
新米の価格は今後決定し県内だけでなく、全国各地のスーパーで販売される予定です。
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