北海道斜里町知床沖で観光船が沈没した事故で、逮捕された運航会社の社長は「船長判断で戻ると思った」などと容疑を否認していることが分かりました。
2022年4月、知床沖で観光船カズワンが沈没した事故で、業務上過失致死などの疑いで逮捕・送検された運航会社社長の桂田精一容疑者。
事故当日、荒天が予想されるなか、運航管理者として安全を確保する義務を怠り、船を沈没させ、26人を死亡させた疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、桂田容疑者は逮捕後の調べに「海が荒れたら引き返す『条件付き運航』で出航を確認した。船長判断で戻ってくると思っていた」と供述し、容疑を否認していることが分かりました。
一方、釧路地検は先ほど裁判所に桂田容疑者の拘留請求をしました。
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