サトイモの産地・愛媛県四国中央市では、県のブランド品種「伊予美人」の収穫が11日から始まりました。

四国中央市はサトイモの栽培が盛んで中四国最大の産地として知られています。JAうま管内では今年、300戸の農家が県のブランド品種「伊予美人」を栽培。市内豊岡町の大西正さん(76)の畑でも収穫が始まりました。

伊予美人の実は真っ白でもっちりとした食感が特長。大西さんは12日もクワなどで株を掘り起こし、30個ほどついた小イモや孫イモをはずし収穫していました。

今年は猛暑や台風の影響で実や茎がやや小ぶりであるものの、品質は良く平年並みの作柄が期待できるということです。

大西正さん:
「煮っころがしとか、いもたきにして食べてもらったらおいしいです」

JAうま管内の今年のサトイモの出荷量は、昨年並みの2000トンを見込んでいて、愛媛県内をはじめ関西や関東などに出荷されます。

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