岡山市北区西古松の住設工事業「ウォーム」が9月3日に岡山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。

帝国データバンク岡山支店によりますと「ウォーム」は、2020年設立の住設工事業者で大手ハウスメーカーや地元工務店からの下請け受注を主体に、住宅機器の施工・修理、管工事などのほか、最近ではソーラー関連工事も手がけていました。

しかし、当初より安定した人材を確保できず、コロナ禍の影響もあって受注は伸び悩み、2023年12月期の年売上高は約2000万円にとどまり、収益性も振るわなかったということです。

また、国籍を問わず、従業員を広く募集したものの奏功せず、先行きの見通しが立たなくなったため、事業の継続を断念したとしています。負債は金融債務を中心に約2000万円ということです。

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