クラシックの生演奏を楽しめる特別列車「ミュージックトレイン」が西鉄天神大牟田線で9月に初めて運行されることになりました。

西鉄によりますと「ミュージックトレイン」は天神大牟田線の開業100周年を記念し、9月27日の夜に福岡駅から花畑駅まで運行します。

列車には九州唯一のプロオーケストラ「九州交響楽団」のメンバーなどが乗り込み、4グループに分かれて、走行中の車内で弦楽四重奏やバイオリンデュオ、ビオラソロの生演奏を披露します。

各号車で行程の前半と後半で交代して演奏します。

クラシック音楽の生演奏が楽しめる列車の運行は西鉄としては初めてだということです。

当日は福岡駅を午後8時22分に出発し、西鉄久留米駅に午後9時27分、花畑駅に午後9時29分に到着し、途中の駅では乗降できません。

料金は運賃込みで大人1000円(小児500円)、定員は160人となっていて、9月17日から24日まで西鉄旅行の特設サイトで先着順で申し込みを受け付けます。

9月は「福岡ミュージックマンス」として福岡市内各地で音楽イベントが毎週開催されることになっていて、西鉄は「地域のみなさまに末永く愛される西鉄電車を目指すとともに“音楽のまち・天神”の認知度向上、まちのにぎわい創出に努めてまいります」とコメントしています。

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