セブン&アイ・ホールディングスに買収の提案をしているカナダのクシュタール社は「協議すら拒否したことを遺憾に感じる」などと改めて声明を発表しました。

買収提案をめぐっては、先週金曜日、セブン&アイがカナダのクシュタール社に「株主価値の実現を著しく過小評価している」などと書簡で回答。

▼企業価値が正当に評価されたものではなく、▼買収に向けた課題の具体的な検討も足りないと指摘し、「賛同できない」方針を表明していました。

それに対し、日本時間9日、クシュタール社は「友好的な協議すら拒否したことを遺憾に感じている」などとする声明を改めて発表。「買収を現金で実施するだけの十分な余力がある」と強調し、実現に向けて交渉を続ける構えです。

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