岩手県内では養殖アサリの量産に向けた動きが進んでいます。
9月3日に大船渡市ではアサリを新しいかごに移し替える作業が行われました。

近年の海水温の上昇を受け県では2019年から比較的高い水温でも生存できるアサリの養殖に取り組んでいます。

3日は大船渡市の泊漁港で2023年5月から沖で養殖しているアサリを新しいかごに移す作業が行われました。

作業は3カ月に1回行われていて越喜来漁協の職員などがアサリの生存率を上げるために食害生物の駆除をしながら移し替えていました。

県水産技術センター増養殖部 小林俊将部長
「今岩手の水産業はなかなか難しい状況ですけど漁業者さんの収入につながるようなものに成果としてつながっていけば」

アサリの養殖は大船渡市を含め山田町など県内4カ所で行っていて県では養殖アサリの量産を進めるとともにブランド化にも取り組んでいきたいとしています。

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