一人暮らしの若者のおよそ7割が防災教育を受けたことがあるにもかかわらず、8割以上が防災対策ができていないと回答したことが分かりました。
JA共済連(全国共済農業組合連合会)が行った防災に関する意識調査によりますと、一人暮らしをする15歳から34歳の男女400人のうち72.8%が「防災教育を受けたことがある」と回答しました。
しかしその一方で、「防災対策ができていない」は83%を超え、「できている」は16.8%にとどまりました。
対策をしていない理由としては、「具体的な対応が分からない」が40.5%で最も多く、「お金がないから」が34.2%で続いています。
ただ、「防災について学びたい」も71.3%で、子供のころから大規模な地震を経験した世代ならではの不安感ものぞかせています。
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