国の実質管理下で経営再建を進めている「じもとホールディングス」は、9月に迫る公的資金の返済期限について、13年延長する方針を決めました。
仙台銀行と山形市のきらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスは昨年度、過去最大の赤字となり、実質、国の管理下に入り経営再建を進めています。
じもとホールディングスの鈴木隆社長は8月30日に会見を開き、注入されている公的資金200億円の返済期限について、2024年9月末から13年先延ばしした、2037年9月末とする方針を明らかにしました。
この理由について、返済までの猶予を得ることで収益力を強化し、返済原資を得たいとしていて、今後、金融庁の審査を経て正式決定するということです。
じもとホールディングス 鈴木隆社長
「今後、じもとグループが一丸となって、地元企業の支援とグループ業績の回復に努めたい」
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