JR高松駅の新しい駅ビル、「高松オルネ」の開業から4月22日で1カ月、にぎわい創出の拠点として期待されていますが、駅周辺のにぎわいはどう変わったのでしょうか。
3月22日、JR高松駅の新しい駅ビルとして華々しくオープンした「高松オルネ」。オープン初日から大勢の客でにぎわい、4月21日時点の来場者数は約77万人と、年間目標の700万人へ好調な発進となりました。
(JR四国ステーション開発 杉浦崇史社長)
「こんなに客に来てもらえるとは想定しておらず、かなりびっくりした。大きなトラブルもなくまずまずの滑り出しだと思う」
JR四国によりますと、高松オルネの来場者は、これまでサンポート地区に訪れる頻度が少なかった近くの年配の人や子連れの家族などが多く、高松オルネの開業で新たな人の流れが生まれているといいます。また、JR高松駅と直結することから、駅での待ち合わせや通勤・通学の間に訪れる人が多いということです。
(訪れた人は…)
「スーパーもあるし食べ物、服屋もあるし、まとまっている方が1カ所で済む。そういうのは楽だと思う」
「近くにあると昼も買ったりできるし、会社帰りにすぐ寄れるのはすごく便利」
サンポート地区では、約1万人が収容できる新しい県立アリーナのほか、徳島文理大学のキャンパスの移転、高級外資系ホテルの開業が控えていて、今後のさらなる人流の増加に期待が寄せられています。
(JR四国ステーション開発 杉浦崇史社長)
「(サンポート地区では)今後いろいろな開発が進んで、まち全体が進化していくと思う。その高松の進化を引っ張り上げられるような原動力になれたら」
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