ニューヨーク外国為替市場で一時、1ドル=153円台となった流れを受けて、東京市場もおよそ34年ぶりの円安水準となっています。
アメリカの3月の消費者物価指数が市場の予想を上回ったことで、市場では金利引き下げへの期待感が後退しました。
円相場は、日米の金利差からドルを買って円を売る動きが強まりました。
日本時間の10日深夜、およそ34年ぶりに1ドル152円を突破すると、その後は一時1ドル153円をつける場面もありました。
日本人観光客
「驚いています。150円ぐらいかなと思っていたけど3円も安くなって、本当にびっくりしている」
現地の日本人
「慣れるしかない。あとは節約して、できるだけ外食は控えて」
市場では、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています。
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