那覇植物防疫事務所は22~26日、観光客や移住者を中心に、紅イモなどの植物の移動規制に関する周知を強化する。那覇港、本部港、平敷屋港などでチラシを配布する。
農作物に被害を与える病害虫のまん延を防ぐため、サツマイモやエンサイ(空心菜)などの植物、かんきつ類の苗は県外への持ち出しが規制されている。紅イモなどアリモドキゾウムシの寄主植物は、県外だけでなく久米島と津堅島への持ち込みも規制されている。
ただ、規制を知らずにファーマーズマーケットなどで購入した植物が空港や港で見つかる例も多いという。
同事務所の吉田洋人検疫主任は「周知活動を通じ、県内から持ち出せない植物があることをぜひ知ってほしい」と話した。
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