福井県の大飯原発では廃炉が決定した1号機の撤去作業が公開されました。

 関西電力は2017年、当時40年近く運転していた大飯原発の1号機と2号機を「安全や品質の確保が難しい」として廃炉すると決定し、28日、1号機の発電機につながる高圧タービンの撤去作業が公開されました。

 関西電力によりますと1号機・2号機の廃炉作業は核燃料の搬出や施設の解体など約30年にわたって行われる予定で、作業の完了は2048年度を予定しているということです。

 残る3号機と4号機は今年6月、関西電力が策定した管理計画が原子力規制委員会の認可を受けたことで、30年以上の稼働が可能となり今後も運転が続く見込みです。

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