福岡と韓国の釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」が浸水を隠したまま運航した問題で運航会社のJR九州高速船は28日、新たに11月25日までの運休を決め、予約客へ払い戻しの連絡を始めることにしました。
クイーンビートルをめぐってはJR九州高速船が船首部分への浸水を知りながら、国に必要な報告をせず、警報センサーが作動しないように位置をずらすなどして運航を続けていたことが8月に発覚しました。
クイーンビートルは8月13日から運休し、JR九州高速船はこれまで9月30日までの予約客に対してお詫びと払い戻しに関する案内をしていましたが、運休の期間を11月25日まで延長し、その期間の予約客に対しても連絡を始めることにしました。
10月1日から11月25日の間には約8100席の予約が入っていて、予約客には手数料なしで運賃を払い戻すほか、自身で代替の交通機関を手配する場合などのサポート代として、片道分のキャンセルにつき1人1万円を一律で支払います。
現時点でクイーンビートルの運航再開時期は決まっていないということです。
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