■国鉄時代の運賃体系残る 郊外の区間はやや高めに設定
JR西日本が来年春に京阪神エリアなどの運賃体系を統一する方向で検討していることが分かりました。
JR西日本には、国鉄時代に作られた運賃体系が残っているため、利用者の多い都市部では運賃が抑えられている一方、郊外の区間はやや高めに設定されていて、同じ区間でも距離によって運賃に差が出るケースがあります。
■宝塚線など一部では「引き下げ」大阪環状線の一部は「引き上げ」へ
JR西日本は宝塚線など郊外の区間でも利用者が増えてきていることなどから、京阪神エリアなどで来年春から運賃体系を統一する方向で検討しているということです。
これにより、宝塚線などの一部では運賃が引き下げられる一方、大阪環状線の一部では引き上げられる見通しです。
JR西日本が運賃体系を見直すのは民営化以降初めてです。
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