新入社員の給与や将来への不安が明らかになりました。

総合転職サイト・マイナビ転職が6月に行った調査で、2024年の新入社員の将来に対する考え方がわかりました。

今の会社で「5年後に年収が上がっている」と考える新入社員は42.6%。

入社から2カ月というタイミングの調査ですが、「今の会社であと何年ぐらい働くと思いますか」という問いには、4人に1人以上が3年以内と答え、10年以内の転職を考えている人が過半数です。

社会人3年目のシステムエンジニア(20代)は「自分はまだそんなに考えていないですが、確かに自分の身の回りで転職した人が多くて、お金の面で転職っていうのは大半を占めている、転職の理由としては。でも転職自体はいいことなのかなと。キャリアアップでいうなら、いいことなんじゃないかと自分は思ってます」と話しました。

転職経験者は…。

社会人2年目(2社目)・営業(20代):
(社会人)2年目なんですけど2社目なので。辞めたいと思って辞めて違う会社に行ったので「わかるなぁ」と。結構、就活を適当にしてしまって、やりがい的にどうかなというのがあって転職した。

社会人6年目(2社目)・システムエンジニア(20代):
スキルアップとか、違うところ違う環境で挑戦というか、いろんなことやってみたいという思いがあったので、職種としてはそんなに変わってはいないものの、違う形で仕事してみたいなと思って転職しました。

6月の時点で「会社を辞めたい」と思ったことがある新入社員は3人に1人で、3.4%の人がすでに転職活動をしているといいます。

建設業(40代):
自分の時は(就職が)厳しくて、入ってそこで頑張ろうと思いましたけど、今の人は引く手あまたっていうか、いろんな大企業さんが求めているから転職しやすいというのもあるのかも。

新入社員が転職を考える理由の1つが“配属ガチャ”。

自分で配属先を選べない新入社員の気持ちを表した言葉ですが、調査では11.1%の人が配属ガチャに外れたと答えています。

社会人2年目・飲食系(20代):
最初の勤務地が九州だった。最初は戸惑いもあったが次第に慣れました。(Q.辞めたいと思わなかった?)思う時期も少しだけあった。(配属ガチャに)成功というと難しいけど、悪くはなかった。九州ってもともと行ったことなかったし、新しい知らない環境に触れるという部分で良かった。

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