2023年に愛媛県内を訪れた観光客の数は2278万人と、コロナ前の9割近くまで回復したことがわかりました。

愛媛県のまとめによりますと、2023年の1年間に県内を訪れた観光客の数は2278万2000人で、22年を267万人上回りました。

新型コロナウイルス感染拡大前の19年は2664万1000人で、その頃に比べ85.5%にまで回復しました。

県は、新型コロナの5類移行に伴い国内旅行の需要が高まったことなどが要因と分析しています。

このうち外国人の宿泊者数は20万3000人で、前の年の3万5000人からおよそ17万人増え、コロナ前の9割あまりまで回復しています。

エリア別の観光客数は「松山」が最も多く、次いで「今治」、「八幡浜・大洲」などとなっています。

観光客全体の消費額は1054億円と、前の年より6.4%、金額にして63億円増加した一方、1人当たりの消費額は4626円で302円減少しています。

県は、道後温泉本館の全館営業の再開や海外路線の増便などで、今後も観光客の増加傾向は続くとみています。

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