JR西日本は、奈良県の天理駅で駅員が寝坊したため、駅舎が開かず乗客が列車に乗れなかったと発表しました。

JR西日本によると、20日午前5時24分ごろ、回送電車の運転士から「天理駅のホームが暗い」と奈良駅にいた社員に連絡がありました。

連絡を受けた奈良駅の社員が、天理駅の駅員に連絡したところ、寝坊していたことが発覚しました。

■駅員が寝坊 始発までに駅舎開かず

通常、駅舎で仮眠している宿直勤務の駅員が始発までに起床して駅舎を開けますが、この駅員は、電話がかかってくるまで寝ていたということで、駅舎は午前5時44分まで閉まったままでした。

この影響で、乗客1人から午前5時37分の始発電車に乗れなかったと連絡があったということです。

JR西日本は「大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。社員に指導・教育を実施してまいります」とコメントしています。

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