大阪府吹田市の万博記念公園で、日本初の花火を搭載したドローンによるショーが行われました。

17日、吹田市の万博記念公園で行われた音楽フェス「サマーソニック2024」。

会場の夜空を彩ったのは、およそ1000台のドローン。

「再生」と「はんえい」がテーマのこのショーでは、シンボルとして、手塚治虫の作品にインスパイアされた火の鳥が、空に浮かび上がりました。


翼には、日本で初めて花火を搭載したドローンが使用され、まるで巨大な火の鳥が舞っているかのようです。

【ショーの制作者 GOMAさん】「本番で僕自身も初めて見て、こうきたかと思った。わくわくしました。火の鳥が、ほんまに火の鳥になった。芸術には人を再生させる、勇気づける、元気にするような力があると思います」


このショーは、日本のアートを世界に発信しようと文化庁が行っているプロジェクトの1つで、普段アートに触れることが少ない人にも楽しんでもらおうと、若者が集まる音楽フェスとコラボしました。

会場には、暑い日にも涼しさを感じることができる、滝をイメージした作品や、見る角度によって、色の変化を楽しめる作品なども展示されています。


また、プロジェクトは、大阪市内12カ所でも行われていて、梅田や中之島といった街中にも作品が展示されています。

大阪市内に展示された作品は、8月25日まで楽しむことができます。

(関西テレビ「newsランナー」2024年8月19日放送)

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