(ブルームバーグ):16日の東京株式相場は大幅高となり、日経平均株価の上げ幅は一時1000円を超えた。米国で発表された小売売上高や雇用関連指標が底堅い内容で、過度の米景気懸念が和らいでいる。為替の円安進行が追い風となった自動車など輸出関連株を中心に、米金利上昇が好感された金融株など東証33業種は全て高い。
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
・米景況感改善と円安を素直に好感してきょうの日本株は全体的に上昇しそうだ
・7月の雇用統計で米リセッション(景気後退)懸念が高まったものの、失業保険と小売売上高を見る限りそれが解消された
・雇用統計はハリケーンの影響が大きかった可能性、8月の数字は強いかもしれない
・現在の為替水準では日経平均は3万8000円台がフェアバリュー、その水準に近づけば、上値追いの動きは鈍くなることも考えられる
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