7日、日銀の副総裁が講演会で「不安定な状況で利上げをすることはない」と言及し、日経平均株価は一時1100円以上の値上がりとなりました。
■日銀副総裁「利上げない」総裁発言を修正
上げ幅が一時1200円に迫る この記事の写真乱高下が続く東京市場。7日も市場が開いた当初は、900円急落する場面がありました。
その様相が一変したのは、午前10時半ごろのことです。
プラスに転じると上昇の勢いは止まらず、上げ幅は1200円に迫る場面もありました。その理由は、日銀・内田眞一副総裁のこの発言からでした。
日本銀行の内田眞一副総裁 内田副総裁「不安定な状況の時に利上げをすることはないと」 総裁の発言に否定的な姿勢
政策金利を「0.25%程度」に引き上げた後も追加利上げがあり得るという、総裁の発言に対して否定的な姿勢を示しました。
また、暴落の一因が日銀にあることを認めたのです。
副総裁「日本銀行の政策変更に伴って、円安が修正された」 内田副総裁「日本銀行の政策変更に伴って、円安が修正された。このことが我が国の株価が他の国に比べても、より大きく下落ないし、変動した要因の一つとは思っております」
(「グッド!モーニング」2024年8月8日放送分より)
この記事の写真を見る鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。