19日の日経平均株価は、全面安の展開となり、取引開始から大きく値下がりました。

三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「台湾の半導体受注生産大手TSMCが、今年の半導体市場の見通しを引き下げたことも、ハイテク株の重しになりました」

 さらに日本時間の午前11時前、イラン中部で爆発音がしたという報道がされたことで、下げ幅が拡大。一時1340円以上の値下がりとなりました。

市川氏
「(報道を受けて)リスク回避する動きから、日経平均はさらに下げ幅を拡大した」

 終値は前日に比べて1011円安の3万7068円となり、3年2カ月ぶりの下げ幅でした。今後については…。

市川氏
「注目すべきは、アメリカの長期金利が落ち着くということと、中東情勢の緊迫化が少し落ち着くこと、この2つの材料が必要。4月から始まる2024年度の業績予想が企業から出てきますが、明るい見通しが示されれば、日本株反転のきっかけになるのでは」

(「グッド!モーニング」2024年4月20日放送分より)

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