街が丸ごと子どもの学びの場になります。

東京・六本木は“大人の街”のイメージがありますが、5日は子どもたちが探検する学びの場に。

今、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズの3つで、街が丸ごと「学びの場」になるワークショップ「ヒルズ・ワークショップ・フォーキッズ 2024」が行われています。

学びの場を提供するのは、ヒルズに居を構える企業や店舗です。

ペット専門店で行われたトレーナー体験。
体重測定では、元気いっぱいな子犬たちに悪戦苦闘。

六本木ヒルズに本社を置くメルカリの講座では、フリマへの出品を疑似的に体験し「リユースと循環型社会」を考えます。

主催者の森ビルは子どもたちを秘密の場所に案内。
その中の一つが「地下のどこか」にある備蓄倉庫。

災害時に避難してきた人を支える非常食や、防災用品が保管されています。

探検ツアーでは街づくりで大切にしている「安全」「環境」「文化」を学びます。

ワークショップに参加した小学生からは「備蓄倉庫の見学がとても楽しかった」「展望台とか景色が見られるのが楽しかった」などの声が聞かれました。

2024年で19回目となるこのイベント、講座数は過去最多の約300で、延べ4000人が参加予定です。

森ビル 六本木ヒルズ運営G・長谷川聡子さんは「普段学校では学べないことをリアルな街を通じて、何か学び取っていただきたい。実際にヒルズで働く人から直接学ぶことによって、何か将来好きなことを見つけるきっかけになってくれればと思う」と話しました。

すでに予約制の講座は定員に達していますが、当日受付の講座もあります。

イベントは8月18日まで行われます。

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