小学生を対象に長崎市で開かれたのは「お金」について学ぶ教室です。

キーワードは「エシカル消費」

商品を選ぶ際に環境や社会に配慮しているかを見極めることが大切です。

お金ついて学ぶ教室には市内の小学4年生から6年生までの12人が参加しました。

まずは今年7月に発行された新しい紙幣に注目。

偽造防止や目が不自由な人でも触っただけで紙幣の種類が分かるようにするため高度な技術が使われていることを学びました。

県金融広報アドバイザー 野口宏子さん
「(お金は)世の中を血液のようにぐるぐるまわっている。使うことで世の中を支えているし、世の中を良くすることもできる。変えることもできる」

注目したのは「エシカル消費」です。

最近では商品を選ぶ際、環境や社会に配慮しているかどうかを重視するようになってきました。

特にチョコレートは子どもが労働に関わっていることや森林破壊が課題となっていて、企業は発展途上国の生産者から適正な価格で買い取るフェアトレードなどを行っています。

教室には数種類のチョコレートが用意され、子供たちはパッケージに記載された認証マークなどを見比べました。

4年生
「(商品を売っている)会社がどんなことを支援しているのか書いてあると思うので見たいと思う」

5年生
(マークがたくさんあることを知っていた?)「何も知らなかったです」

子供達はこれまで知らなかったお金や社会の仕組みを知り、学びの深い時間となったようです。

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