全国的に米の消費量が減る中、県内で生産された米のおいしさを多くの人に知ってもらおうと、5日に小学生を対象にした「おにぎり」教室が開かれました。

教室に参加したのは、長与町のこうだ児童クラブの小学5・6年生の10人です。

県米消費拡大推進協議会が子どもたちに県産米の魅力を知ってもらい、消費拡大につなげようと今回初めて開催しました。

講話
「お米ってすごく栄養があって炭水化物がメイン。勉強する時に脳のエネルギーになる」

米について学んだら県産米の「つやひめ」を使って、おにぎり作りに挑戦です。

専門店の職人がおいしく握る方法を教えました。

指導
「(おにぎりを)握るときにお団子を握っている感じ」

子どもたちはアドバイスを受けながら慣れない手つきでおにぎりを完成させました。

児童
「普段おにぎりをあまり作らないのでいい経験になった」「(お米を)作った人の願いや思いが込められていることを考えながら食べたいと思った」

1人あたりの米の消費量は全国的に減っていて、1962年度のピーク時と比べ、2020年度は半分以下となっています。

子供達は一生懸命作ったおにぎりを食べて県内の米のおいしさを改めて感じていました。

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