株価の急落がとまりません。日経平均株価は、一時約7カ月ぶりに3万4000円を割り込みました。全面安となった東京市場は、9割を超える銘柄で値下がりしています。
週明けの平均株価は、一時2500円を超えて値下がりしました。
アメリカの景気落ち込みへの警戒感から、先週末のアメリカ市場の株価が大幅下落した流れから売り注文が一気に広がりました。
都内の証券会社では「だいぶ投げ売りがでている」などと声が上がり対応に追われました。
またある投資家は「いまは耐え忍ぶべきだなと思いながら見守ろうかな」と話し、投資を始めようとしている人は、「どこまで下げるかわからないからちょっと様子見て」と株価の推移を見守っていました。
午前の終値は、先週末の終値より1662円14銭安い、3万4247円56銭でした。
一方、円相場は、アメリカの利下げペースが早まるのではとの見方から、7カ月ぶりに1ドル=144円台の水準をつけていて、円高進行も株価の重荷です。
市場関係者からは「下げ止まりが見えにくく、今後の相場はアメリカの経済指標次第だ」との声が上がっています。
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