高松市国分寺町の屋根工事業者、「フジテックラボ」が7月31日までに高松地方裁判所に自己破産を申請したことが、民間の信用調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンク高松支店によりますと「フジテックラボ」は1972年創業の屋根工事業者で、大手ハウスメーカーからの受注を主体に、一般住宅や集合住宅、倉庫や店舗などの屋根工事・板金工事を手がけていました。
2006年3月期には売上高約2億6300万円を計上していましたが、同業者との競合や得意先の倒産などで受注が減り、2022年3月期には売上高約5700万円にまで落ち込んでいました。
そのため、屋根工事に付随した内装仕上げ工事などにも注力した結果、2024年3月期には約9500万円の売り上げを計上したものの、収益性は改善せず、債務超過に陥っていたということです。
負債額は約2億円とみられています。
※写真はフジテックラボ(高松市国分寺町)
写真提供:帝国データバンク高松支店
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