1日の東京株式市場日経平均株価は急激な円高を受けて一時、1300円以上、下落するなど大きく動きました。終値は先月31日より975円安い3万8126円でした。

 日経平均株価はこれまで3日連続で上昇していましたが、外国為替市場で先月31日から一気に4円近く円高が進んだことを受けて輸出関連株を筆頭にほぼ全面安となりました。

 日本銀行が金融政策決定会合で追加利上げを決めた一方で、アメリカでは中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が9月に利下げする可能性を示唆したことなどから金利差の縮小が意識され、急激に円高が進みました。

 先月31日のニューヨーク市場ではアメリカの利下げへの期待感から株価が大幅に上昇していましたが、その流れに反して日本株は大幅に値下がりする展開となりました。

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