開業の見通しが不透明になった北海道新幹線・札幌延伸の進捗状況などを共有する会議が7月30日、札幌市で初めて開かれました。

 北海道新幹線の札幌延伸工事の進捗状況などを関係者間で共有するために初めて開かれた推進会議。

 建設主体の鉄道・運輸機構からは、トンネル工事が難航していることや工期の短縮に向けた対策などの説明がありましたが、具体的な開業見通しは示されませんでした。

 「見通しをできるかぎり早期に示していただくとともに、1日も早い完成、開業を実現していただきたく強く要請させていただく」(鈴木 直道 北海道知事)

 新幹線の沿線自治体からも、まちづくりに影響することから、開業の見通しを早期に示すよう求める意見が相次ぎました。

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