このところ円高が急速に進んでいた円相場ですが、アメリカの経済指標の発表を受けて、26日は円を売る動きが強まっています。
26日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円から154円台で取引されています。
アメリカで発表された4月~6月のGDPの伸びが市場予想を上回り、アメリカ経済の底堅さが意識されて、円を売る動きが優勢になっています。
このところ上昇基調を強めていた円相場は、25日、一時1ドル=151円台と、約2カ月半ぶりの円高ドル安水準まで値上がりしました。
日銀が来週開く金融政策を決める会合で、追加の利上げに踏み切るのではないかという観測が出ているためです。
円の買い戻しは一服したとの見方もある中、来週の日銀会合を前に、神経質な値動きが続きそうです。
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