円高が進む中、株価が大幅下落です。
日経平均株価は、一時1100円を超えて値下がりしました。
フジテレビ経済部・高橋怜央奈記者が中継でお伝えします。
取引開始直後から、ほぼ全面安となった東京市場ですが、相場を押し下げたのはアメリカ市場の株安です。
アメリカで、テスラなどの決算内容が市場予想を下回り、ハイテク関連の株価が軒並み崩れた流れから、東京市場でも売りが広がりました。
もう1つの要因は、このところ進む円高で、輸出企業の業績が悪くなることへの懸念です。
25日の円相場は、1ドル=152円台と、2カ月半ぶりの円高ドル安水準となっていて、日銀が来週、金融政策を決める会合で利上げに踏み切る可能性が意識され、円を買い戻す動きが加速しています。
市場関係者からは、「来週の日銀会合を前に、荒い値動きが続きそうだ」との声も出ています。
25日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、24日に比べ、989円66銭安い、3万8165円19銭、TOPIX(東証株価指数)は、2732.83でした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。